いぬむすび富士(キャバリア専門ブリーダー)では、子犬をお迎えいただいたご家庭から「甘噛み」についてのご相談をよくいただきます。
手や服をカミカミ…。
可愛いけれど困ってる人も多いですよね
ですが甘噛みは、子犬の成長過程でとても自然な行動です。
今回は、
・甘噛みが増える理由
・歯の抜け替わりの正確な時期
・やってはいけない対応
ブリーダーとしておすすめする対処法を、分かりやすくお伝えします。
キャバリアの子犬の歯の抜け替わり時期
犬の歯は以下の流れで生え替わります。
・生後6〜8週頃:乳歯が生えそろう
・生後4〜7ヶ月頃:永久歯へ生え替わる
特に甘噛みが強くなりやすいのは、生後4〜6ヶ月頃です。
生え替わりは、
前歯(切歯) → 犬歯 → 奥歯(臼歯)
の順に進み、多くの子犬は生後6〜7ヶ月頃に永久歯がそろいます。
※個体差があります。小型犬はやや遅れることもあります。
なぜ甘噛みが増えるの?

歯の抜け替わり時期は、歯ぐきがムズムズします。
子犬にとって噛むことは、
・違和感を和らげる行動
・世界を確認する学習行動
・遊びの一部
でもあります。
特にキャバリアの子犬は人が大好き。
人の手が「いちばん楽しいおもちゃ」になりやすいのです。
甘噛みはいつまで続く?
多くの場合、生後6ヶ月前後で自然に落ち着きます。
ただし、
・噛むと飼い主さんが大きく反応する
・遊びとして成立してしまっている
場合は習慣化することがあります。
ここが大事なポイントです。
やってはいけない対応
甘噛みが痛いと、つい強く叱りたくなります。
ですが、
✖大声で怒鳴る
✖口を押さえつける
✖強く叩く
こういった方法はおすすめしません。
キャバリアはとても繊細で、人との関係を大切にする犬種です。
強い叱責は信頼関係を崩してしまう可能性があります。
ブリーダーとしておすすめする対処法
甘噛み対策の基本は「静かに教える」ことです。
✔ 噛まれたら無言で手を引く
✔ その場から少し離れる
✔ すぐに噛んでいいおもちゃへ誘導する
ポイントは、
「噛むと楽しいことが止まる」
と学ばせること。
感情的にならず、淡々と繰り返すことが一番効果的です。
乳歯が残ることもある?
生後7ヶ月を過ぎても乳歯が残っている場合(乳歯遺残)は、
歯並びや歯周病の原因になることがあります。
永久歯が生えているのに乳歯が抜けていない場合は、
かかりつけの動物病院に相談しましょう。
甘噛みは「成長の証」
キャバリアの子犬の甘噛みは、
歯が生え替わる大切な時期に起こる、自然な成長の一部です。
焦らず、正しく対応すれば、
ほとんどの子は自然と落ち着いていきます。
不安なことがあれば、ブリーダーや獣医師に相談しながら、
子犬との時間をゆっくり楽しんでください。
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